某感染症の影響で2021シティリーグS2を辞退したため、アディショナルシーズンの参加権を頂きました。
前回のシティリーグに比べて大きく成長を感じていたのですが、結果は1勝4敗で予選敗退。なんとも悲しい結果に終わりました…
(また負け越してしまいました)
とはいえ、今回使用した炎MM(レッドパーフェクション、以下基本的にレッパ)と向き合うことで、得た知識や経験は必ず活きると信じています。結構落ち込んでいるのですが、練習をやり切ったわけではないので仕方ありません。時間は返ってこないので、先を見ます。
そんなレッパについて記録を残しておきます。Tier表や全てのカードの採用理由は割愛します。(他の方のnoteに記載されていることがほとんどのため)
炎MM(レッドパーフェクション)について
レッパは、特性「パーフェクション」を持つ”ミュウツー&ミュウGX”(以下ミュウミュウ)と”基本炎エネルギー”+”溶接工”を中心に戦っていくデッキです。
弱点をズラしつつ、様々な戦い方ができるのが魅力です。
しかし、このデッキは先日のCL愛知で大きく結果を残したデッキタイプであり、多くの方が対策をしていたと考えています。
同じくCL愛知にて話題になった悪MM(ダークパーフェクション、ブラックパーフェクション、ダクパ)への対策として、”無人発電所”の採用や特性「シャドーボックス」の”ミミッキュ”の採用が予想されました。
それでもハマれば強いと考え、今回はレッパを選んだ次第です。
元々、PTCGOでレッパを使っていたというのも一つの要因です。
CL愛知入賞者のデッキを見て考えたこと
使用デッキは後ほど書きますが、CL愛知優勝者およびBEST4に入られた方、2名のレッパを基に、デッキを考えました。
要するに良いとこ取りみたいな感じです。
(決して上から目線で「ここが良いよね」と言っているわけではありませんのでご承知おき下さい)
ここからは、お二人のデッキから抽出させていただいた特徴を書きます。
イトウモトキ選手のデッキの特徴
- ”ゲンガー&ミミッキュGX”の採用
→ホラーハウスGXが強い、何ならポルターガイストもワンチャン打てる - ”ジラーチGX”の採用
→悪MMの流行により対策札として必須と感じた - ”隠密フード”の2枚採用
→MMへの対策がされるのは間違いなかったため - ”博士の研究”の採用
→4枚は採用しなかったが非常に頼もしかった
アントワヌ選手のデッキの特徴
- ”ガラルサンダーV”の2枚採用
→”ムゲンダイナVMAX”の増加および悪MM、特殊エネルギー主体デッキへの対策 - ”オドリドリGX”の採用
→自分は”コロトックV”を採用した - ”ポケモンいれかえ”の採用
→状態異常への切り替えし - ”グズマ&ハラ”の採用
→手札から不要なGXポケモンを捨てつつ、どうぐ・”巨大なかまど”・”オーロラエネルギー”が持ってこれる
使用したデッキについて
そんなこんなで悩み抜いて作成したデッキはこちらです。
上述のお二人が採用していなかったカードについて言及します。
”ゲッコウガGX”の採用
CL愛知の結果を受けて、翌週のシティリーグは特性「みつりんめいさい」の”ジュナイパー”が増えました。
レッパはジュナイパーと戦えなくはないですが、かなりきつい戦いを強いられると考えています。
そこで、わざ「かすみぎり」を持ったゲッコウガを採用しました。水無色の2エネで中打点が出せるのも魅力です。
ワンチャン特性の「しんしゅつきぼつ」を使うこともできます。
他にもGXわざ「ダークミストGX」+”リセットスタンプ”を絡めて、相手の盤面をぐちゃぐちゃにしてやろうかとも思っていました。
(実際に使用したことはないです)
”コロトックV”の採用
発売当時に注目されてはいたものの、あまり活躍していないカードだと考えています。
”オドリドリGX”との違いは以下の通りです。
- 場のポケモンが気絶していなくても使える
- グレートキャッチャーで呼ばれない
- 相手のわざ「ジャンピングバルーン」の火力を上げない
- 手札が多い時は意味がない
- ”ガラルファイヤーV”を倒す力を持っている
おわかりいただけただろうか…
草無無の3エネでわざを使えるということは、”オーロラエネルギー”+”溶接工”を駆使してわざが打てるということです。コインが表なら160点を出せます。”ガラルファイヤーV”を弱点込み320点で一撃です。
ちなみに…
- ”ミュウ”の「サイコパワー」または”レシリザ”の「げきりん」で30点
- 「オーラバーン」の反動で30点
- コインが裏でも30+30+160点で気絶
というわけで、僕の中での評価は今高めです。
意表をつけるかなと思っていましたが、オーロラエネルギーを手貼りしただけで番を返すと、さすがに相手にも警戒されてしまいますね。そこは僕のプレイングがイマイチだったなと思います。
特性「ベンチバリア」の”ミュウ”の採用
基本的には”れんげきウーラオス”、”ジュナイパー”、”ブラッキー&ダークライ”、”インテレオンVMAX”対策です。
ウーラオスに関しては比較的有利対面だと思っていましたが、MM全般をメタるデッキが多く、ミュウは必須だと考えました。
ミュウがいればこちらの準備に余裕が生まれます。基本的に相手はこちらのTAG TEAMポケモンを一撃で倒す術が無いはずなので。
当日のマッチアップ
1回戦 ムゲンダイナ3-6? 負け
ガラルサンダーがまさかの1/2枚サイド落ちしてました。
相手の”ガラルファイヤー”に対し”ミュウ”で30点乗せることができましたが、”コロトックV”は上手く起動できず…
相手の"ムゲンダイナVMAX"を1枚目の”ガラルサンダーV"で倒し、サイドからもう一枚の”ガラルサンダーV”を拾ったところで”リセットスタンプ”が飛んできました。
(スタンプ飛んできていなければ勝ってました)
ちなみにこの”ガラルサンダーV”は相手の「かんしゃくヘッド」+「オーラバーン」で吹き飛びました。”隠密フード”を貼れていればまた変わっていたかもしれません…
その後は何とか頑張ってミュウミュウで「アレルギーボムGX」を”ムゲンダイナVMAX”へ当てるも、お相手の手札には”ポケモンいれかえ”が…
ご都合スタンプにならないように”リセットスタンプ”を2枚採用していたのですが、ここで引けていなかったのは残念。そのまま入れ替えられてフルパワー「ドレッドエンド」で散りました。
2回戦 ムゲンダイナ4-6 負け
「いや、またムゲンダイナなんかーい」と思いながら戦いました。
ドガスダイナ+”混沌のうねり”タイプでした。
”グズマ&ハラ”で”隠密フード”を持ってくるつもりが”ふうせん”を持ってきてしまいそうになったので、相手の方に「ジャッジ呼んだ方がいいですよね?」と聞いたら「大丈夫です」と言われました。
寛容な方だなあ…と思っていたら、ボソボソと何か言っていたので聞き返したら答えてくれませんでした。こういう時は素直にジャッジを呼んだ方がいいなと感じました。ここのプレイは100%僕が悪いです。
僕が勝っていたら今頃お気持ち表明ツイートされていたことでしょう…お相手の方、すみませんでした。
その後相手のサイドが1枚になったところで”リセットスタンプ”を使い、上手く立ち回れましたが、ツールジャマーがサイドに落ちていたため、勝ちを拾うことができませんでした。
”ボスの指令”を使うタイミングが違っていれば勝てた可能性はあります。サイド落ちのせいにしていては一生成長しないですからね。
3回戦 連撃ウーラオス6-0(最後ほぼ投了) 勝ち
お相手の方は1回戦目も2回戦目も事故ったと言っていました。それは可哀想だなと思いました。自分も2連敗して凹んではいましたが、結構良い試合ができたと思うので…
試合の方ですが、お相手は”メッソン”の「どんどんよぶ」で良い感じに盤面を形成していきます。一方の僕は”グレートキャッチャー”を使って相手の”ジラーチGX”を引っ張り出し、倒しました。
こちらは「ベンチバリア」の”ミュウ”も置いていたので、かなり優勢。
しかし、こちらはサイドを2-3で取っており、残り1枚にしてしまっていたので”リセットスタンプ”のケアができていませんでした。(コロトックも置いてない笑)
相手はベンチの”ジメレオン”を”インテレオン”に進化させようとしますが、どうやら特性「うらこうさく」の”インテレオン”はサイドに落ちていたようです…リセスタ飛んできていたらワンチャンどうだったか…
4回戦 悪MM2-6 負け
完全に集中力が切れており、序盤からプレイがダメでした。
相手が先攻でベンチにミュウミュウを出し、悪エネ手貼り。この段階で悪MMだと分かりました。やるべきことは一つ、相手にマニューラGXを立たせないことです。前日にもフェニ山さんの悪MMと対戦させていただいており、理解していたつもりでしたが、こちらの手札はかなりイマイチで上手くいきませんでした!
というより僕の後1の動きがダメでしたね。”クイックボール”のコストに”ガラルサンダーV”を使い、”ふつうのつりざお”で山札に戻してから「デデチェンジ」したりしていました。ヤバいですね。深いプレイかと言われると…深くありません。
こんな意味不明なプレイをしてしまった次のターン。
お相手「トキワの森を貼ります。…やっぱりやめてもいいですか?」
僕「(もうトナメ関係ないしゴミプレイかましてもうたから)大丈夫ですよ。」
お相手「ありがとうございます。ナツメ&ハチク使います。」
僕「(ナツハチ使うんかーい)」
ってなってました。これはただの事実なので、お気持ち表明でも何でもないです。当たり前ですが、トナメかかっていたらジャッジを呼んでます。
あとは”コロトックV”に炎2エネつけていれば”ガラルファイヤーV”を倒せるという場面で、溶接工を引けなかったです。
最終盤面では「ホラーハウスGX」を使いましたが、「アレルギーボムGX」を使うのが正解だったと思っています。
トキワ関係なく自分のプレイングがダメで負けてしまいましたね。残念。もっと練習します。
おわりに
以上、僕が使用予定だった【レッドパーフェクション】でした!
間違った情報などがあれば随時訂正しますので、ご指摘いただけると幸いです。